慢性期病棟と急性期病棟の違いをここではっきりさせよう！

当サイトはアフィリエイト広告を掲載しています

慢性期病棟と急性期病棟の違いをここではっきりさせよう！

慢性期病棟と急性期病棟の違いはどんなところなのでしょうか。様々な角度から比べてみる事で違いがわかりやすいかも知れませんね♪

慢性期病棟と急性期病棟の違いは、それぞれの病棟の空気

慢性期病棟と急性期病棟の違いは、ズバリ空気です！・・・「空気に違いってあるの？」って思いました？それがあるんですよ。気にしない人は気にしませんけどね。豆知識として、大気中の空気の中にＯ２は21％しか含まれていません。あくまでうんちくです。

急性期病棟はその名の通り、病気になったばかりの急性期の患者さんばかりが入院している病棟ですよね。Ｄｒや検査科など、様々な部署のスタッフの出入りも激しい病棟はいつもバタバタしています。

急性期病棟では大声でスタッフを呼んでいる声がしたり、色々な機械からの音がしたり、病棟自体がザワザワしていると言ってもいいのでしょうか。

また、患者さんからはあり得ないくらいの数の管やコードが出ていて、無意識に動かれたもんなら一気にピリっと緊迫した空気を感じるでしょう。

私は実際にこれを目の当たりにした時、管が抜けてしまった事を想像して全身の血の気がサーっと引きましたね。

逆に慢性期病棟は急性期病棟と違い、用事がなければＤｒはあまり病棟に来ませんし、来たとしても「何か変わった事あった～？」みたいな感じで慢性期病棟のＤｒは、まーったりしています。

慢性期病棟では急変も滅多にないので、スタッフや患者さんの笑い声が聞こえたりして、のんびりした穏やかな空気と時間が流れています。急性期病棟と比べて時間の流れが圧倒的にゆっくりなので、仕事が終わるまでの時間が長く感じる看護師も多いみたいですね。

慢性期病棟と急性期病棟の違いは、病棟スタッフそのもの？

慢性期病棟と急性期病棟の違いはスタッフ自身！と言っても一番わかりやすいのがＤｒじゃないでしょうか。

Ｄｒの性格やその時のスケジュールにもよると思いますが、急性期病棟に来るＤｒは「検査結果出たか？」「尿の性状は？」「ＩＣするから家族呼べ」など常に時間に追われているので、それにつられて私達看護師も自然と焦ります。

忙しい中でもミスのないように１つずつ仕事を片付けていかなければならないので、チームワークは欠かせないですし、時間との勝負です。

ここだけの話、ベテラン看護師の中には「私はこの仕事があるからＤｒはこれやってて！！」みたいな感じで、うまく手の平の上でＤｒを転がしていた人もいましたね～。

ちなみに慢性期病棟に来るＤｒはというと、基本、世間話をしに来ます。

嘘です(笑)それはきちんと仕事をした後の話ですが、慢性期病棟では変化があった患者さんの報告を看護師から受けて、それに対して指示を出すと、あとはＤｒもする事がないようです。

私が夜勤中に様子を見に病棟に寄った慢性期病棟のＤｒは歯磨きしながら来ていました。「Ｄｒ…口から歯ブラシ出てますよ…」的な感じです。

慢性期病棟では急性期病棟と違い、それくらいＤｒも気が緩んでいるというか、ゆっくり仕事ができる事をわかっているんですね。

慢性期病棟と急性期病棟の違いからして、勤めるのは慢性期病棟の方が楽？

慢性期病棟と急性期病棟の違いを考えてみると、慢性期病棟のほうが大変か？楽か？と聞かれたら「楽」かも知れません。慢性期病棟は医療行為をすると言うよリハ介護が中心となるので、スタッフの割合も看護師より介護員さんの方が多いです。

かと言って、看護師の出番がない訳ではなくバイタルを計ったり処置をしたりして毎日の患者さんの状態はしっかり把握しています。

手が足りない時などは介護のサポートもするので、慢性期病棟は精神的にというよりは体力的に大変かも知れません。

私も介護員さんの手伝いをしようと、食後に車イスに乗っていた患者さんをベッドに戻そうとトランスした時、思いのほか私が力不足だったのか患者さんが重かったのか、ベッドに移る前に車イスからずり落ちそうになった事がありました。

患者さんが床に付いてしまったら報告書だ…それだけは避けたい！！という一心で、砕けそうな中腰体制のまま「誰かぁー！！」とスタッフを呼び、結局介護員さんに助けて貰ったという情けない話もあります。

仕事の面で常に覚える事がたくさんだけどスキルアップになる急性期病棟と、持っている知識や技術を生かして看護する事ができる慢性期病棟、どちらで働くかはあなた次第です。

慢性期病棟と急性期病棟の違いをこうして見て来て、慢性期病棟で働きたい！となったあなた。まだ、決められない・・・というあなた。とりあえず、看護師転職サイトに相談してみるとあなたの向き・不向きが更に見えてくるかもしれませんよ♪

---

---