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慢性期病棟の看護師の求人に強い転職サイトは? 慢性期病棟の看護師についての記事一覧

慢性期病棟の看護師はやりがいを感じる?感じない?

慢性期病棟の看護師はやりがいを感じない・・・!?慢性期病棟で働いた経験のある看護師は結構な割合で「やりがいを感じなくなった」と言いますね。やりがいを感じなくなる瞬間はどんな時なのでしょうか。また、やりがいを感じる事はあったのでしょうか。

慢性期病棟の看護師がやりがいを感じないのは、患者さんの変化がないから!?

慢性期病棟の看護師でやりがいを感じていない人から見れば、慢性期病棟は「変化がない仕事」となるのかもしれません。慢性期病棟に入院している患者さんは状態が安定しています。「状態が安定している」と言う言葉を言い換えると「変化がない」とも言えます。

急性期病棟の患者さんはENTに向けて日々治療やRHを頑張り「今日はこれが出来るようになった」「食事の形態がアップした」など毎日目まぐるしく変化があり、それを聞いた私達もモチベーションが上がり、やりがいが感じられます。

しかし、慢性期病棟の患者さんの変化と言えば「むせて食事形態を落とした」「廃用症候群になった」「支えながらでも歩けていたのに車椅子を使うようになった」などマイナスな変化が多いのです。

中には症状が改善する患者さんももちろんいますが、傷が治ったみたいな小さな変化が多く、それはそれで嬉しいのですがトータル的には症状が悪化する患者さんの割合が高いのです。やりがいは、他のところに見つけなければなりませんw

そのためスタッフからも、患者さんに合った看護や介護をしてはいるものの、急性期病棟では聞く事のない言葉ですが「どうせ頑張って援助してもENTになる事はないし」「この処置を続けてもまたすぐ悪化しそう」などと言った言葉もちらほら耳に入りますね。

ですから慢性期病棟ではやりがいを見出せない看護師が多いのも、否定は出来ませんね。

慢性期病棟の看護師がやりがいを見出せないのは、自分の力をフル活用できないから!?

慢性期病棟の看護師でやりがいを感じない人が多いのは、私が思うに「自分稼働率」の問題もあります。急性期病棟で働いた経験のある先輩が言っていた言葉ですが「慢性期病棟は実力の30%で働ける」と言っていました。

当時、慢性期病棟で働き出して間もなかった私は「へぇ~この先輩自分に自信があるんだなぁ」くらいにしか思いませんでしたが、勤めていくうちにだんだん先輩の言っている意味がわかってきたような感じがします。

要するに、慢性期病棟で看護師が必要とされる時は限られていて、看護師しかできない仕事をする事が減ってしまった、つまり「やりがいがない」という事を先輩は言いたかったんだ!と今となってはわかります。

Divや薬の管理はもちろん看護師管理で施行しますが、急性期病棟と比べて使う薬の種類も半分以下になりましたし、症状が落ち着いている患者さんばかりなので、バイタルを測ったからと言って薬を使用する事も稀です。

急性期病棟では、少しの血圧の上昇でも指示に従って薬を使用してモニターを見ながら分刻みで血圧管理していました。

それが慢性期病棟になると「どうしたの~興奮でもした?少し様子見て後でもう一回測ってみるか~」みたいな感じになるんですよ。興奮ってないですよね(笑)

様子を見る事は大事なのはわかりますけど、これに慣れてしまうのもどうなのかなと思いながら私は仕事しています。

重要な数値かどうか自分で判断する事を忘れないようにしたいですね。

慢性期病棟 看護師のやりがい・・・私が感じたやりがい小咄

慢性期病棟で看護師がやりがいを感じるシーンは人それぞれだと思うので、私がやりがいを感じた時のお話をしますね。私が慢性期病棟で働き出して2年目、日々の仕事も他のスタッフに迷惑をかけずに働けるようになっていました。

慢性期病棟で入院して半年が経った軽度認知症の西村さん♀(仮名)88歳の患者さんが入院していました。

ひねくれた感じの方で、スタッフに対しても「ふん!」と怒ったり無視する事が多く、毎日入れないお風呂について毎回文句を言ったり、勝手にトイレに行って転んだり、食事は毎食完食するのに味気ないと言ったり、軽度の麻痺があるため爪切りはスタッフがやると言っているのに勝手に隠し持っていた爪切りで爪と一緒に肉を切り血まみれになったりと、結構問題児でした(笑)

「爪切りを預からせて下さい」と何人ものスタッフが頼んでも渡してくれず、みんな逆上されて諦めて帰ってきていました。

ある日科長から「○○さんも話してみて」と言われたので、私は以前からなんとかコミュニケーションを取ろうと、一方的にでも時間を見つけては西村さんのところに話をしに行っていたのですが、いつも通りゆっくり世間話をした流れで「爪切り私が責任もって預かりたい」と申し出ると「あんたになら預けてもいいよ」とすんなり渡してくれました。

他のスタッフは苦戦していたのに私に預けてくれた事は、長期的な入院の中で私を信用してくれて信頼関係が築けていたのでやりがいを感じました。

慢性期でも急性期とは違ったやりがいを感じる事があります。感謝を言われるだけではなく、関わりの中で変化があると嬉しいですよね。見方によっては、私は急性期よりもやりがいがあると思います。

さてさて、やりがいのある仕事を慢性期病棟でしたい!と考えているあなた。私たちのお勧めしている看護師転職サイトに相談してみてください。求人を出している職場について、細かく調べてくれているのであなたの不安をぶつければ、だいたい全部、解決してくれますよ(^-^)

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執筆者情報

株式会社ドリームウェイ慢性期病棟の看護師のお仕事 編集部

慢性期病棟の看護師のお仕事は、厚生労働大臣から転職サポート(有料職業紹介事業)の許可を受けた(許可番号13-ユ-314851)株式会社ドリームウェイが運営するメディアです。転職サポートの経験を活かし、定期的なリライトや専門書を用いたファクトチェックなど、ユーザーに正確な最新情報を届けられるよう努めています。


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