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慢性期病棟の看護師の求人に強い転職サイトは? 慢性期病棟の看護師についての記事一覧

慢性期病棟の看護師とリハビリの切っても切り離せない関係

慢性期病棟の看護師とリハビリにはどんな接点があるのでしょうか。病院内にリハビリがあるので関わり自体がない訳ではないのですが、どういう風に関わっているかを聞かれると具体的にはわからない人も中にはいるのではないでしょうか。

慢性期病棟で看護師がリハビリに関わる内容

慢性期病棟の看護師とリハビリの関係についてお話します・・・と言うと、「リハビリはどれも一緒でしょ?」と言いたくなる人も少なくないはずです。

簡単に言うと、急性期病棟で行われているリハビリは元のレベルや体力に戻す事を目標に計画を立てリハビリを進めていきます。逆に、慢性期病棟で行われているリハビリは身体機能を元に戻すと言うよりはレベルや機能をこれ以上落とさないように維持していく事を目的としています。

もっと簡単に言うと急性期病棟に入院している患者さんは自転車をこいだり、負荷をかけて客観的にスパルタなリハビリをしているのに対して、慢性期病棟の患者さんは日常使わないでいると拘縮してしまう筋肉を先生が動かしたりして、拘縮や麻痺の進行を遅らせよう・防ごうというリハビリを行っています。

伝わりましたか?私の場合は、勤務が終わるとリハビリ室の前を通って更衣室に行くのですが、ダイエットをしている時によくリハビリ室に寄り道をして、患者さんがいない事を確認してから記録をしている先生に許可を取り、エアロバイクをこいでから帰ったりした事もありました。

それはもう必死です。私にとっては勤務時間が終わってからジムに行くような感覚でしたね。リハビリの先生方が優しい人ばかりで良かったです(笑)

慢性期病棟 看護師とリハビリ・・・患者さんにとっては?

慢性期病棟 看護師とリハビリとの関係を、今度は患者さんに焦点をあてて見ていきましょう。

慢性期病棟に入院していた事のある患者さんがまた入院してくる事がよくあります。病気が進行した訳でもなく、入院していた頃と特に変わりはありませんでしたが「じゃあ、なんで入院してきたの?」と思いましたよね?私もそう思いました。

それは、ENT後の患者さんの生活に理由があるようで、ENTしてからも家族の協力があり、定期的に外来に通院をしてリハビリも行っていたようですが、自宅ではほとんど動かない事が多いらしく家族からの情報では、歩行がかなり不安定になったとの事でした。

入院していると動かなければならない事がありますが、自宅ではソファに座ってTVを見ている事が多く、トイレ以外はほとんど動かなかったようです。

確かに自宅でリハビリを行うにも限界があるかとは思いますが、動かなければそれだけ体力も筋力も落ちてしまいますよね。

患者さんにとっては面倒だったり、痛みを伴う場合は苦痛でしかないリハビリを行うのは気乗りしないと思いますが、いかにリハビリが重要なのかを理解して貰うところから始めなければなりません。

リハビリの先生より私達看護師の方が患者さんと関わる時間も長いので、知識を持って関わる方が患者さんにとってもいいと思います。

慢性期病棟の看護師のリハビリ小咄

慢性期病棟の看護師のリハビリ小咄…!として、私が働いている病棟に入院してきた患者さんの話をします。その患者さんは在宅で奥さんが介護していたようですが、奥さんが体調を崩して入院する事になり、看てくれる人がいなくなったとの事で入院してきました。

元々右腕の麻痺と失語がありますが、言っている事は理解してくれます。右腕は屈曲した状態で拘縮してしまい、伸展しようとするとかなりの苦痛表情が見られました。

歩行は出来ませんが、介助で車椅子に乗る事は出来ていました。

担当のリハビリの先生は、今回入院して奥さんの体調が戻ったらまた在宅に戻って介護しやすいように「拘縮している腕がENTまでに伸展できるようになる」と言う目標を立てていました。

腕が伸びると服を着せやすかったり何かとメリットがあるので、先生はこの目標にしたのだと思います。

入院した次の日からリハビリが開始され1ヶ月経った頃、自分で動かす事はできないものの、拘縮していた右腕はほぼ伸展できるまでに回復しました。

先生も喜んでいたのですが、数日後の夜間に吐血し、容体が急変したようで他の専門病院に転院してしまいました。

3週間経ち、状態が落ち着いたとの事でその患者さんが戻って来ると連絡があり、先生と病室に行ってみると患者さんは元気そうでしたが、見事に拘縮して腕が屈曲した状態で戻って来ていてリハビリの先生は「泣きそー!!」と言っていました(笑)

この事からリハビリは継続が本当に大事なんだと私も実感しました。

入院中リハビリをするのは当たり前ですが、ENT後もリハビリの大切さを患者さん本人やその家族の方達に理解して貰えるように説明・指導する事が大切です。

自宅でできるようなリハビリを指導したりする事もしなければならないので、全てリハビリの先生に任せるのではなく、私達看護師も入院中から指導できるようにリハビリの知識を付けておくといいと思います^^

リハビリについて興味がある人、逆に「自分に務まるかな?」と心配な人、いろいろだと思います。まずは職場見学もさせてくれる看護師転職サイトを使って様子を探ってみてはいかがでしょうか♪

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執筆者情報

株式会社ドリームウェイ慢性期病棟の看護師のお仕事 編集部

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